小学5年から中学受験を目指した息子は、小学6年生の春に心身ともに疲れて中学受験リタイアを決断しました。その後再び自分の未来を想像し中学受験を目指すことになります。全く勉強をしなかった時期のツケは想像以上に大きく、辛い辛い中学受験後半戦でした。
一時は受験を辞める選択肢をしたことを思うと、息子が本気を出し最後に逆転合格できたのは奇跡です。
でも、当時の私は奇跡を起こすために何をすべきか、何をすれば奇跡が起きるのか必死に考え行動していました。
息子が、逆転合格できた日までのことを簡単にまとめてみました。
小学6年でどんどん成績も下がりすべてが嫌になる
小学5年から中学受験を始め、途中まで順調だった息子・・・
でも、いつもいっぱいいっぱい。
頑張っても5年の後半には、塾の課題をこなすのがやっとの状態。
頑張ってこれたのは、偏差値が上がる喜び、クラスが上がる喜びがあったから・・・
みんなが本気を出してくると、当然偏差値は上がらないどころか、ちょっと躓くと大きく下がる。
わからないところがあってもじっくり復習する時間がないから、どんどん落ちこぼれて行きます。
6年ではどんどん成績も下がり、すべて嫌になってしまたある日、
受験辞める
と言い出しました。
母は、迷いました、悩みました。
遊びたい盛りの子供に夜遅く、勉強させて、これは本人のためなのか、親のエゴなのか?
まだこんなに小さいのに、ストレスでいっぱいになってつぶれそうになっている息子に、「頑張りなさい」ということは出来なかった・・・
自分で思った結論が後悔のない結論かどうか、本人に見極めさせる時間が必要だとその時私は思いました。
しばらく自由にさせて、結局息子は中学受験をまた目指すことになります。
小学6年の息子が中学受験はもうやめると言い出して・・・あの時、本当の自分と向き合って、やっぱり中学受験を目指すといった息子。
でも、一回立ち止まってしまった遅れを取り戻すのは本当に大変で・・・
その後、あのまま中学受験をやめされればよかったと何度母は思ったことか・・・
中学受験を諦めなかったのは
息子が、受験を辞めなかったのは、5年生の時に、受験候補の中学の文化祭に行って、
この学校に僕行きたい!
と強く重い、その気持ちをずっと諦められずいたから。
あの学校で中学生活を送るというイメージを息子はずっと持っていました。
でも、傍らで見ている夫も私も本当に辛かったです。
多分、そのころの成績では、奇跡が起こらない限り無理だと思ったから・・・
奇跡を起こすために・・・
残念な結果になるかもしれない。でも、後悔はしたくない。
やれることはなんでもしよう。
私は徹底的に息子をサポートしました。
- 今の息子の学力の何が足りないのか
- 何が障害になっているのか
- どうすれば効率よく勉強ができるのか
と、いう問題点を思いつくだけ紙に書き出して、一つ一つに解決策を考え息子が実行できるようにしました。
弱点を受験までにひとつずつ潰していけば合格出来る
塾をやめて苦手科目を克服していこう!
その頃、奇跡を起こすためには、塾を辞めて、苦手科目をひとつずつ潰していくことが近道であり最良だと強く思い始めます。
- 塾に行けば、時間がなくなる、塾をやめれば時間ができる
- 塾をやめれば、精神的に追い込まれた息子が楽になる。
しかし、塾と並行して家庭教師に頼り、家庭教師にシフトすれば合格に近づくと仮説をたてるも、塾をやめるというリスクは、とても大きくなかなか決断できない。
とくに、講習会を行かないという選択もできないでいる息子が塾を辞めるなんて・・・決断できるのだろうか?
結論が出ず、時間だけが過ぎていきました。
無謀な決断でパズルがはまる
受験終盤戦、
もう、塾はいらないと直感が働いた
そして、ついに家庭教師一本へ。
その決断がぴたっとパズルがはまるように、全てが上手く周り始めます。
それでも、家庭教師任せにせず、学んだことはすべて吸入させると自分にもプレッシャをかけ、無駄のないよう始終しました。
12月になり、格段と成績があがってきている実感がでて息子にスイッチがようやく入ります。自ら勉強をする息子に驚きました。
6年9月合不合結果でた!我が家は塾から家庭教師にシフト決断!時間の流れが変わり余裕が生まれた
塾をやめたことで、親子で余裕が生まれ、息子の顔つきが変わりました。
一番の変化は、時間の流れ方です。ぜんぜん違いました。
塾に行っていた頃は、学校の宿題もやらなきゃいけない日もあって1時2時に寝る生活。
異常ですね。
そして、受験がいよいよ始まる12月に親子でこんなにも穏やかに過ごせるとは。
6年冬期講習を受講しない我が家の中学受験対策気持ちが前を向いていることで、以前に増して集中力が高まり学習の密度も濃いものになりました。問題が面白いくらいに解けるようになっていきました。
光がようやく見えてきた
初戦の埼玉校は第1志望の学校の次に行ってみたいと思える学校。
滑り止めにも徹底的に過去問をリサーチして取り組ませました。
その作戦が成功したのか、無事合格を手に入れることができました。
【中学受験】初戦終了!長い一日でした!結果はいかに・・・奇跡を起こすための最後の戦略
千葉校の受験も予定していましたが、キャンセルし、2月1日のために、全ての時間を使いまいした。
家庭教師の先生の提案してくれた勉強方法をとにかく親がサポートしてすべてこなす。
面白いくらいに出来るようになって行く息子に驚きましたが、心の奥底では、親が無理だと直前まで思っていました。
それでも、息子の気持ちを尊重して、諦めずいつもポジティブに・・・
奇跡が起こった!
【中学受験】とうとうこの日が!ドキドキの本命校合格発表! 【中学受験】合格発表!息子の番号が・・・中学受験成功のポイント
息子が力を発揮するためには何をすべきかを俯瞰して考え実行したら結果が付いてきました。
- 成績が上がるためにすべきことを明確にする
- 戦略をたてて入試対策する
- 自信を持たせる
- 気持ちに余裕を持たせる
- 合格したいという気持ちを最後まで抱かせ続ける
でも、もし息子と似たような境遇で悩んでいいるのなら、このブログの過去記事を読んでみてください。
なにかお役に立てれば幸いです。
家庭教師に興味のある方へ
合格へのやるべきことが明確になっていれば、親のサポートと正しい努力で中学入試までに成績を上げていくことは可能です。
ただ、途中でドロップアウトしかけた息子の場合、家庭教師のサポートがなければこの奇跡の合格は難しかったでしょう。
プロちょっとしたアドバイスで効率よく学習ができました。
正しい努力ができているかどうか確認できたので迷いが吹っ切れました。
我が家のように、家庭教師と二人三脚で頑張りたいという場合は、ノウハウがしっかりある家庭教師センターで優秀なプロの家庭教師を探してください。
お子さんの実力や受験までの日数を逆算して、成績を確実にあげることができる人が見つかるまで家庭教師探しは妥協しないことです。
システム化されたノウハウを持っている家庭教師センターが信頼できます。
勉強の習慣のないお子さんには、偏差値50までは具体的なノウハウで簡単に成績が上がります。
偏差値60以上を目指す場合には、再現性のあるノウハウを持つ家庭教師センターかつ家庭教師とノウハウを共有化されているところが安心です。
知名度も高く、信頼できる家庭教師センターの一つに学研の家庭教師センターがあります。
学研にはいろいろなコースがありますが、プロの家庭教師のコースは、難関校を目指す方にも対応しているのも特徴です。
サピックス、日能研、四谷大塚、早稲アカなどすでに受験塾の通っているが、ついていけないなどというお子さんは、一度家庭教師を体験して検討してみるといいと思います。
家庭教師の選び方については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
偏差値43から60目指す中学受験家庭教師の選び方と効果的な使い方優秀な家庭教師の見つけ方
家庭教師は、まず複数の家庭教師センターで資料請求をして検討してみることをおすすめします。
いきなり電話は、おすすめしません。
なぜなら、勧誘に負けてしまうからです。
最低でも気になる2社の資料請求をします。
2社で比較すると、そのあとで電話がかかってきたときに、相手に突っ込んだ質問もできます。
また、気に入らない場合もどこが気に入らないのかはっきり伝えることで断ることができます。