家庭教師から聞いた合格を狙う偏差値別中学受験算数勉強法

小学6年7月11日の記録

四谷大塚へ通う小学6年の息子は算数が苦手です。

息子の第1希望は、偏差値60以上ないと合格の可能性は限りなく低いというレベル。

算数が苦手な場合には、歴史や理科をとにかく得意にして合格を狙うという方法もあり、実際にその戦略で合格したお子さんもいます。

でも、その戦略は合格率が低いそうです。

偏差値60以上の学校は特に。

だから、志望校合格を狙うために算数を強くする

算数が安定して偏差値60前後の成績であれば、どんな問題が出ても安定した成績が望めるので、入試でも力を発揮できるといいます。

算数は、中学受験で習うべき単元が決まっています。

難しい問題が出ても、習ってきたことをツールにして解き正解を導けばよい。

一方、理科や社会は、塾で習っていない範囲やクセのある問題の出し方をされれば、いつもは成績が良くても点数は取れない。

先日の息子の組分けでの算数の偏差値は54でした。

現在息子は、現在四谷大塚に通いながら月2回のベテランの家庭教師の先生にお世話になっています。

前回の授業で、家庭教師のベテラン先生に言われました。

ベテラン先生
ベテラン先生

偏差値54は、第1志望からは遠い成績ですがまだ時間はあります。

安定した算数の成績を目指しましょう。

理科や社会に逃げず算数を得意にしていきましょう。

先生の話によると、ここから戦略的に勉強することで受験までに偏差値は60になるとのこと。

志望校合格を狙う具体的な学習方法を教えいただいたので、その方法を偏差値別まとめてみました。

我が家の家庭教師について書いた記事

【新6年】プロ家庭教師併用で中学受験!初回授業始まる

偏差値別中学受験算数勉強法

偏差値50前後の学校を狙う場合

  1. 偏差値50前後の学校を狙うなら、「四科のまとめ」を徹底して勉強する
  2. 繰り返し繰り返し、解き、答を見ながら解法を理解させて解く
  3. できなかったところは、印をつけて、数日後、また解く
  4. できないところができるようになったら、また最初から解く

この繰り返しで、「四科のまとめ」を何度も何度も解いて分からないところがないないレベルまでにすれば、偏差値56くらいの学校に合格できるレベルになるそうです。

偏差値60前後の学校を狙う場合

  1. 算数の基礎力を確実にすることが最大の近道
  2. 算数にある程度自信があっても、「四科のまとめ」を徹底してやる
  3. わからない問題が無いレベルになるまで、なんども繰り返し解く
  4. それと、平行しやらなければならないのが、応用問題
  5. 「実力完成問題集」を難易度を徐々に上げながらやっていく

算数やり直し初期の段階では、「実力完成問題集」は、多分全くできないそうです。

それでも解いて、わからないところは先生に聞いて解法を解説してもらい、理解させながら勉強することが重要だそうです。

これを地道にやっていけば、12月頃になると、夏にできなかった問題がするする解けるようになってくるそうです。

志望校の過去問はいつやるのか?

「四科のまとめ」ができるようになるまでは、やる必要なないそうです。

というのも、早い段階から基礎もできてないでやると過去問の答を覚えてしまい、何度か繰り返すことで算数ができるようになった錯覚に陥るそうです。

塾によっては、早めに過去問を取り組みように指導される場合もあると思いますが、基礎ができてからでないとまるで、解けず自信も失い良いことはないそうです。

「できた」という感覚は、モチベーションアップにもつながるので過去問を始める時期は慎重にしたほうがいいそうです。

通常であれば、10月頃から過去問を始めることになるそうですが、問題が解けなければできなかった単元の「四科のまとめ」をやり「実力完成問題集」をやる。

この時期には、学校別コースか入試実践コースが始ます。そこでの問題も繰り返しやっていくことになっていると思います。

やることは多いのですが、

優先順位は、基礎がため(四科のまとめ)

過去問を解きながら、できない問題ができるようにするための勉強

例えば、速さがよく出る学校で苦手なら、

四科のまとめ →「実力完成問題集」 (速さの単元)

おそらく息子のレベルでは、学校別コースは無理なので入試実践コースになると思います。

このコースは、学校のくくりが大きいので、過去問の傾向からみるとムダが学習になってしまう場合もあるそうです。

ベテラン先生
ベテラン先生

やることが多いのだから、全部こなそうというのは無理なのでそこは目指さないように!

入試実践コースに入ってしまったなら、志望校の過去問を軸に勉強していく方がいいそうです。

ベテラン先生
ベテラン先生

例えば、志望校の入試傾向が、割合がすごく出るのに対して、場合の数はそれほどでもないということがあります。配分を考えて勉強しましょう。

過去問の傾向にあわせ、苦手分野を潰していく。

ベテラン先生
ベテラン先生

この方法なら、偏差値が50以下でも、徐々に徐々に成績があがり10偏差値を上げることも可能です。

例えば、偏差値55前後の学校を狙っていた子でも、10月くらいまでに基礎がためが完成出来れば、偏差値60くらいの学校も目指せるそうです。

大事なのは、わからなかったら先生を利用すること。

四谷の教材は解き方が載っているのですが、わかりにくいことも多いです。

ここで時間をロスのはもったいない。

だから、わからなかったら先生に聞く。

正しい方法で努力すれば、今の時点で偏差値54の息子のような成績でも、偏差値60前後の学校合格の望みはあるというのはモチベーションも上がります。

小学6年7月

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