
息子が中学受験のとき、苦労したのが歴史の暗記でした。
最初は教科書や塾でもらった年表のテキストを使って、人物や出来事、年号を一生懸命覚えようとしていました。

でもこの方法、なかなか暗記が定着せず非常に効率が悪い!
歴史は覚えることが多く、ただ丸暗記するだけでは、人物や出来事のつながりもなかなか理解できません。
歴史がなかなか覚えられないのは、覚え方に問題があるのでは?
そう考えて、我が家でも効率のよい歴史の覚え方をいろいろ試してみました。
そこで気づいたのです!
歴史は一つひとつの知識をバラバラに覚えるのではなく、時代の流れや出来事を関連づけて覚えることが大切!
歴史の流れを覚えるコツ|出来事を関連づけて理解する

歴史の流れを効率よく覚えるコツ
「なぜ、その出来事が起こったのか」「その結果、どうなったのか」をセットで理解する
歴史上の人物や出来事を一つひとつ丸暗記するだけでは、それぞれの知識がバラバラになってしまいます。
- 1914年:サラエボ事件
- 1914年:第一次世界大戦
- オーストリア=ハンガリー:セルビアに宣戦布告

これらをひとつひとつ丸暗記しているだけでは、出来事同士のつながりがわからず、年号を忘れたときにも思い出す手がかりがありません。
一方、出来事の原因と結果を結びつけると、歴史が一つのストーリーとしてつながり、覚えやすくなります。
1914年に起こったサラエボ事件
サラエボ事件とは、オーストリア=ハンガリー帝国の皇位継承者夫妻が暗殺された事件です。
当時のヨーロッパでは、国同士の対立が深まっていました。この事件をきっかけに、オーストリア=ハンガリーがセルビアに宣戦布告し、各国を巻き込む第一次世界大戦へと発展していきます。
単に「1914年=第一次世界大戦」と年号だけを丸暗記しても、なかなか記憶に定着しません。
国同士の対立 → サラエボ事件 → 宣戦布告 → 第一次世界大戦
という流れを理解することで、出来事の前後関係や時代背景まで一緒に覚えられ、記憶の定着がしやすくなります。
さらに、年号や出来事の前後関係も関連づけて覚えておくと、一つの年号を忘れても、ほかの知識から思い出すことができます。

例えば、サラエボ事件が何年に起こったのかを忘れてしまったとき。

あれ、サラエボ事件って何年だっけ?

そういえば、サラエボ事件は第一次世界大戦のきっかけになったんだった!

日露戦争が始まった1904年の10年後に第一次世界大戦が始まったから、1914年だ!
このように、出来事の原因と結果を理解し、年号を手がかりに前後の出来事も関連づける。
歴史の知識がつながってくると、年号や人物を一つずつ覚えるよりも、歴史全体の流れをつかみやすくなります。
歴史の覚え方は全体の流れから!細かな知識は後から覚える
歴史を効率よく覚えるには、最初から人物名や出来事、年号をすべて暗記しようとするのではなく、まず時代の大きな流れをつかみ、そこに細かな知識を積み重ねていくことが大切です。
例えば、戦国時代なら、
戦国大名が争う時代 → 織田信長の勢力拡大 → 豊臣秀吉の全国統一 → 徳川家康による江戸幕府の成立
という大きな流れを先に理解します。
そのうえで、楽市・楽座、太閤検地、刀狩、関ヶ原の戦いなどの知識を加えていけば、それぞれの出来事がどの時代の、どのような出来事なのか整理しやすくなります。
我が家でも、この勉強法が役立ちました。
息子は小学5年生のときに歴史漫画を読み始めたのですが、漫画で歴史の大まかな流れを知っていたため、塾で習う内容も理解しやすくなったようです。
そして6年生の受験勉強を進めるうちに、歴史が得意科目といえるほど知識が身についていきました。
そのときの様子は、こちらの記事に詳しく書いています。
【中学受験先手必勝法】6年までに歴史漫画で歴史を得意にする!
実際に息子から、

今日、勉強したところ、漫画で読んでたからよくわかったよ!
と言われたこともありました。

すでに知っている歴史の流れに、塾で学んだ詳しい知識が加わっていく。
大きな流れから細かな知識へと理解を深めていくことが、効率よく歴史を覚えるコツ

我が家では、歴史漫画がその土台づくりにとても役立ちました。
歴史年号の覚え方|面白い語呂合わせで暗記する

歴史の大きな流れを理解したら、重要な年号も覚えていきます。
中学受験では、歴史の出来事を古い順に並べたり、同じ時代に起こった出来事を選んだりする問題も出題されます。
そのため、歴史の流れを理解するだけでなく、重要な年号をしっかり覚えておくことも大切です。
とはいえ、たくさんの年号を数字だけで丸暗記するのは大変!
そこで我が家が取り入れたのが、面白い語呂合わせを使った歴史年号の覚え方でした。

数字だけではなかなか覚えられなくても、年号を面白い言葉に置き換えると、不思議と頭に残るものです。
息子もこの語呂合わせにすっかりハマってしまいました!
我が家では、歴史年号の語呂合わせを一覧にした年表を、トイレやリビングに貼って覚えていました。

特にトイレでは、語呂合わせを声に出して覚えるのが楽しかったようで、なかなか出てこないこともあったほど
覚えにくい年号も、面白い語呂合わせと年表を活用すれば、楽しみながら暗記することができます。
実際に我が家で使った面白い語呂合わせや年表の活用方法、年号の暗記に役立つ本については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
歴史の覚え方|一問一答と問題演習で知識を定着させる

歴史の流れを理解し、重要な年号を覚えたら、次は問題を解いて知識を定着させていきます。
歴史は、覚えたつもりになっていても、実際に問題を解くとなかなか答えが出てこないことがあります。
そこで役立つのが、一問一答や問題集を使った問題演習です。
一問一答は、人物名や出来事、年号など、基本的な知識を覚えているか確認するのに向いています。
一方、問題演習では、覚えた知識を使って答える練習ができます。時代の流れや出来事の背景を問われる問題にも取り組むことで、理解が曖昧な部分を見つけられます。
大切なのは、問題を解いて終わりにしないことです。
問題を解く → 覚えていない知識を見つける → 復習する → もう一度解く
この繰り返しによって、覚えた知識を実際の問題でも使えるようにしていきます。
息子は四谷大塚に通っていたので、6年生の後半は「四科のまとめ」をかなりやり込みました。
歴史漫画で歴史の流れを理解し、塾の授業で知識を積み重ねてきましたが、それでも細かい知識には曖昧な部分が残っています。
そこで「四科のまとめ」を何度も繰り返し、覚えていないところを確認しながら復習していました。
歴史漫画で流れをつかむ → 塾で知識を積み重ねる → 四科のまとめで定着させる
我が家では、この積み重ねが歴史を得意科目にするうえで役立ったと感じています。
歴史は一度覚えたら終わりではなく、繰り返し思い出すことで知識を定着させていく。
一問一答や問題演習も、単に問題数をこなすのではなく、覚えた知識を確実に使えるようにすることが大切です。

中学受験の歴史の覚え方について、我が家で実践した勉強法をご紹介しました。
最初は歴史の暗記に苦労していた息子も、歴史漫画で時代の流れを理解し、語呂合わせで年号を覚え、「四科のまとめ」で知識を定着させていくうちに、歴史が得意科目になっていきました。
歴史は、ただ丸暗記するのではなく、出来事の流れを理解し、知識を関連づけながら覚えることが大切です。
歴史がなかなか覚えられないと悩んでいる方は、ぜひお子さんに合った方法を見つけてみてください。



