中学受験のために4月から塾通いを始めた息子は、現在四谷大塚のCコースに在籍です。
周りの雰囲気は、今から限界を決めるな、目指せ御三家!目指せS!
でも我が子は、御三家も、四谷大塚の最上位クラスのSコースも狙いません。
この結論に至ったのには、ある理由があります。
この気づきについては、親子で目的を見失って悩んでいる人の参考になればと、経緯、理由など詳しく書きました。
御三家を狙わない組分け対策については、後半で紹介しています。
長文になってしまったので、読みたい記事からお読みください。
この記事の概要
目指せSの四谷大塚Cコースの雰囲気
息子は、11月の組分けテストで、Bコースからいきなり、四谷大塚Cコースの一番上のクラスに入ってしまいました。
学習内容が一気に難しくなり、習ったことを理解するのに時間がかかり消化不良です。
基礎ができていないからついて行くのが大変!
塾の先生に基礎を身につけ成績を上げていくための詳しい勉強法を教えてもらったにもかかわらず、サイクルが身に付かず、いまだアップアップしています。
四谷大塚Cコース!週テストの出来が悪い!塾からアドバイスもらいました♪
四谷大塚に通う息子は、小学校5年11月の組分けテストでBコースからCコースになりました。
息子の実力からすると組分けテストの相性がよく、たまたま入ってしまったという感じです。
なんとなく中学受験したいと小学校5年から塾通いしたので、中学受験に対しての意識も低くどちらかといえば幼いタイプです。
Cコースに入ってすぐに、このクラスには、息子とは違う性質のお子さんが多いことに気づきました。
- ひらめき頭脳の天才くん
- 負けず嫌いの努力家
- 何が何でも御三家
当然、息子はこの雰囲気に馴染めません。
Bコースまでは生き生きしていたのに、Cコースに入り卑屈になってる息子
塾の保護者会では、いつも目標を高く持つよう言われています。
- 志望校は、「より高いところに」
- 今から限界を決めない
- 目標設定を高く持つことで、自分の力も引き上げられる
確かに、その考えは一理あるでしょう。
では、より高い偏差値を目指したことで、マイナスの結果になることはないのでしょうか?
もしも息子が御三家レベルの学校に入ってしまったら
- 今の立場のようにずっと卑屈で、自己評価の低い思いのまま卒業するかもしれない
- もしかしたら、プレッシャーに押し潰されて不登校になってしまうかもしれない
息子の性格を考えたら、そんな風に思ってしまいました。
先輩ママに相談したら、こんな意見をいただきました。
息子さんに対しての、過小評価は、息子さんの将来の選択肢も狭める
確かに、そうかもしれませんが、今の息子には当てはまらないと思いました。
それは、息子自身が、御三家に行きたいと思っていないからです。
9月に息子は、ある中学校の文化祭の雰囲気に惹かれ、その学校に行きたいと目を輝かせ、一つの目標を持ちました。
中学受験志望校決定!?でも偏差値足りないよ!
息子が望む幸せを大事にする
そうだった。息子は、この学校に行きたいと思っていたんだ。
息子が行きたいと思っている学校ですら合格が確実ではないのに、なんで周りの雰囲気に飲まれ、卑屈になっているんだろう。
文化祭で見た光景の中に2年後自分がいることが息子の幸せであり、息子が輝いている姿です。
卑屈になって輝けなかった学生生活よりもポジティブに輝いている方が、きっと可能性や能力が引出されるでしょう。
Cコースに入ってから、輝きが全くなくなってしまった息子。
それは、親子で完全に目的を見失っていたことが原因でした。
今度の組み分けは、御三家を狙わない
冷静に、何が幸せで、何がゴールかを考えたら吹っ切れました!
息子が希望する学校の入学試験に対応できる実力を養うためのCコースだと、先日気付いたばかりなのに、Cコースに在籍できたことで、変な錯覚をしてしまっている自分に気づきました。
- 志望校合格に近づいたような錯覚
- 御三家に入れるほど頭が良くなっていく錯覚
塾というものは、どれだけ多く御三家合格者を出すかが使命。
御三家を狙う雰囲気は、塾にとっては歓迎すべき雰囲気ですが、今やるべきことを飛び越えて難しいことをやっても多分この先何も身につかず、追われるだけ。
今、ついて行くのが大変なのは息子の学力にあった授業ではないから。
2月になったら、6年にカリキュラムになります。
その時までに、5年のカリキュラムをある程度理解していないと、6年の難しいカリキュラムは消化できません。
今やるべきことは、基礎をしっかりさせること。
社会や理科の暗記に頼れば、偏差値も60は越えられるでしょう。
でも、入試で偏差値60以上の学校を狙うなら暗記に頼ってつけた学力では通用しない。
今までは、一つでも上のコース、クラスを狙い頑張ってきたけど、これからは、苦手分野をなくすやり方にシフトします。
御三家を狙わない子の組み分け対策
息子が行きたいと思っている学校の偏差値は60前後です。
御三家を狙わないので、偏差値60の学力を目指すことに重点を置きます。
偏差値60以上の力を問われる問題は、やらないことにしました。
組分けテストの後半2問はやらない
つまり、テストでは最初からその問題は捨てます。
今後、力がついてからチャレンジすることとし、基礎、プラスαの力をつけること優先です。
勉強していない問題にチャレンジしても、結果は同じなので取り組まないという判断です。
- 大問6問までは解けるように、組み分けの過去問は取り組む。
- 予習シリーズの例題も難しいのはやらない。
- 演習問題集も応用はやるが難しいのはやらない。
- 繰り返しといて、パターンを身につける。
- 次回の組み分け対策も苦手分野をなくす。
苦手分野の徹底。
計算問題、理屈で考える問題を理解して解けるようになることを目標。
- 理解できないところを明確にする
- 躓いてしまっているところから丁寧にやり直す
- サブノートは完璧に覚える
丸暗記の学習方法はやめて、系統立て覚えるようにする。
- サブノートは完璧に
- 演習問題集を活用した勉強法にシフト
漢字や文法は、今しっかり覚えてもその記憶は入試まで維持できないので完璧は目指さない。
記述ができる力を養うための勉強法を取り入れる。
- 漢字、ことばの練習帳に使っていた時間を減らす
- 予習シリーズの問題をやる時間を確保する
クラスが下がることを覚悟する
今回は、暗記項目は捨てます。
難しい問題も暗記項目も力を入れないのが今回の我が子の組み分け対策
これで、確実に前回よりも点数は落ちクラスも下がるとことでしょう。ジしても、結果は同じなので取り組まないという判断です。
社会や理科は暗記を頑張ってそれなりの点数が取れれば、合計点を稼ぐことはできます。
でも、暗記項目で合計点稼いで、Cコースに在籍している意味はどこにあるのでしょう?
勝負は再来年の志望校入試です。
苦手なところをずっと、克服できないままでいたら、志望校合格は夢で終わってしまいます。
暗記科目は、重要ですが、基礎ができていない息子が今やるべきことが優先です。
合格ための実力を確かなものにするために、クラス落ち学後で苦手分野をひとつずつ潰す作戦で挑みます!
小学5年12月